台湾 歴史を垣間見た一日
昨日、総統府付近で民進党による、対国民党、中国から来日した海峡両岸交流協会の陳さんに
対する10万人規模のデモが有った。70人以上と言われる負傷者が出ており、マスコミは
この話題で一日中放送を続けていた。
内容はおそらく各ニュースで伝えられてると思うので割愛するが、戦後の国民党支配による
歴史的な根の深さを再認識した次第だ。
対中国に対する嫌悪感、国民党に支配されていた時代に弾圧された人々の憎悪、台湾人たる
台湾におけるアイデンティティーを声高に叫びたい人々の葛藤。何か、今までの台湾の歴史の
一部を目の辺りに感じることが出来た日でした。
昨日、自分はこのデモが有る事を全く知らず、総統府の前を通る道路を気持ちよく運転していた
のだが、近づくに連れて増える人並み、大音響の抗議の警笛、途中から通行止め。遠くからでも
そのパワーに圧倒されそうでした。
台湾もかなりの不景気です。その一部のパワーをビジネスに投資すればこの国まだまだ伸びると