最近の林森状況
中国大陸に工場移管や事務所移動など台湾の大手産業リーダーがビジネスの生産拠点を移動するにつれ
日本人駐在員の数が激減してきた台湾ではあるが、また、新幹線プロジェクトが一段落し、そこに
所属した人達も帰国してしまい、最近の林森界隈はすっかりおとなしくなってしまいました。
廃業するスナックもここ最近多く見受けられ、日本人の唯一の夜の社交場、林森もすっかりと昔の
(30~20年前)の影がなくなってしまいました。
ここで、数々のお客様と時間を供にした私としても寂しい限りです。
ここ最近では ラ000やファ0000など嘗て全盛を極めた店もここ最近閉めてしまいました。
他にも水面下で売りに出されている店も数知れず有ります。長くここに暮らしていると、自然と
裏情報が入ってくるようになり、あーーそんなことも有るんだと納得してしまうことも多々あります。
まあ、前出の店などそのうちそうなるだろうと思っていましたが、やはりと言う感じでした。
悪いことをすれば当然捕まる訳ですから。
最近人気の有る店などでも、お客が女の子を楽しませて盛り上がっている光景や、女の子が
テーブルを代わる際、交代直前にグラスにストレートでウイスキーを並々と注いだ後、平然と
裏に回りその中身を捨てている店などもあります。こんな店は、ママの教育でこんな事をしている
ものですが、そんなに長続きするはずも無く、そのうち終焉を迎えることでしょう。
我々はサービス業をしていますが、サービス業とはお客様が満足し、その満足の対価としてサービス
料金を頂く業種です。お客様の満足が無い場所にはおのずと客足が引いて行く事になります。
前にも書きましたが、悪くなっているからチャンス、この悪い状況を逆手にとって、平均化した
林森のサービスを超越した、座っていて満足の出来る店作りが出来るママが登場して欲しい物です。
たかだか原価800~1000NT$くらいの酒を5000~8000NT$で売っている訳ですから、
値段相応のサービスをしてもらいたい物です。しかも座ったら別料金で1000~1200nt$
プラス。店によっては税金20%取る所もあります。 何の税金ですか?それは?。
客が何を求めているかを考えられなくなりつつある今のこのレベル低下をどこかで阻止してもらいたい
と思います。答えはお店の中からの福利厚生、教育、強調など、通常企業では当たり前の社内制度を
簡単でいいから確立することから始めないといけないでしょうね。
この業界もいい人材不足です。どこの一般企業でも同じことが言えます。いなければ育てないと。
育てるためには自分が勉強しないといけないんですよね。時間いっぱい有るんですから。
7条のエレガンスなんかいい店ですよ。