ポールマッカートニー
私はビートルズファンである。
小学校4年の時に友達が赤版を家に持ってきて、2曲目のプリーズプリーズミーのイントロの
ドイイン のギターのイントロ音を聴いた瞬間に鳥肌が立った事を未だに鮮明に記憶している。
しかも、初めて聞いたのは、手掛けのプレーヤー(プレーヤーから音が出るやつ)でだ。
それ以来現在に至るまでビートルズは私の音楽の基本となってしまった。
カラオケでも、曲選択が煮詰まってくると必ずと言って良いほど歌っているほどである。
中学1年からロックギターを始め、キッス、パープル、ZEP、ジューダスを初め、プログレ、
ダンス、ディスコソウルとどんどん進化して言った時代が懐かしい。
最後に組んだバンドはビートルズバンド <ザ、チュルチュルズ>であった。
とにかく音楽大好き人間であった。
台湾に会社を設立した時点で、自分の趣味である、ギターとゴルフを封印してしまい、9年間も
いじっていない状態が続いている。自分での規則なのでしょうがないが、その後趣味がカラオケに
移って行ったのは致し方無いことかもしれない。
実はフェンダーを初め5本エレキを持っている。
台湾で外回りをしていると楽器屋に出くわしたりする機会も多いのだが、外からじっとギターを
見ている若作りの親父がいたら私だと思って欲しい。
タイトルと関係の無いことを書いてしまいましたが、昨日、お客さんで有り友達でも有るm氏から
3週間前に貰ったポールのベスト版のCDをかばんの中に入れ忘れていた事に気がつき、昨夜、
周りを憚らず、でかい音で聞き始めたのでありました。
いい、いいよーーーー 青春が部屋いっぱいに広がってきました。
各曲各曲、それぞれのその時の時代が鮮明に脳裏の中でこだまし始め、ロンドンタウンに入っている
ウイズ ア リトル ラック がかかった時には、目頭が熱くなってしまいました。
仕事ばかりしていたので、音楽を聴いて感動すると言う人間の原点をほっぽらかしにして来た自分に
なぜか、罪悪感まで覚えたほどでした。
私の持論ですが、青春時代に、それ以外の時代でも構いませんが、自分の好きな音楽に感動し、
聴きまくって、いい恋をした時代が本当の自分のいい時で、年をとっても心の中はその時の時代が
いつも存在し、それがその人の青春なんであって、いくつになっても、そこから心はあまり年を
取らなくなって行くのではないかと思っています。
それほどまでに音楽って言う物は、本当に人の心を素直にしてくれる道具なのです。
マッカートニーが以前東京ドームでコンサートを開きました。アリーナの真ん中の5列目で見ました。
その時もビートルズの楽曲を会社のクリスマスパーティー用に会社の連中と練習していたので
4曲目くらいの所で オールマイラビング をやってくれた時、感動で涙で前が見えませんでした。
おーー俺の為に来日し、俺の為に演奏しに来てくれたんだ。 ありがとーーーーーーーー、、、、と。
そんな、純な心を思い出した昨日でした。