台湾グルメ 地獄の食い放題
昨日は中秋の名月(中秋節)最終日。台湾はなんと4連休でした。
社員は全員連休。私は無連休。しかし、後半2日はほとんど仕事らしきものはしておりませんでしたが。
さて、昨日はお客様と綺麗なオネー様4人で、中山北路2段123号にある<シャンチュー>という
台湾風湖南料理店へ夕食のため出陣して来ました。
この店は食べ放題の店でありながら、高級感漂う最新のレストランと言った風貌で、一緒に言った
お客さんも<ここいいねー、今度使わせてもらおう>と最初の頃は言っておりました。
一人530NT$+税金10%
さて、我々が外でタバコ(ここ禁煙)を吸って入ってくると、綺麗なオネー様1号、2号達は既に
注文を済ませていました。7,8品注文した模様です。ここは、一品注文すると、そのテーブルの
人数分の量を持って来ると言う非常に便利な方法を用いています。
最初に、蝦のレタス包みが登場です。日本でもおなじみの中華ではいい値段の商品です。
うん、なかなかいけますねーーー、などとありふれた会話をしながら、はしが進む進む。
味自体は中位なのだが、綺麗な盛り合わせと、適当な量で出てくるので沢山食べた気があまりしない。
2,3品位ずつ頼みながら食していくと、だんだんと腹が膨れだしてくる。ここまでたべた皿数は
14、5品位か。
ビールは既に3本目に。 しかしここからビールも飲めなくなってくる。
食べ放題の時間は2時間限定。
横の2テーブルは、先ほどまで楽しそうに会話しながら食べていたのだが、なぜか無口になっている。
後ろの5人のテーブルは、将来の横綱のような何歳だか分からない子供がおおよそ1時間近く箸を
止めず食い続けている。 よく食う奴だと思いながら我々もひたすら食べている。
後ろのテーブルは、1品ずつ頼み、デジカメで写真を撮りながら食っている女が一人。
グルメを装っていそうだがプロではない様子。日本人だな、こいつは、などと気を紛らわせながら
食べていたが、ううう、腹いっぱいだ。
1時間が経った所でタバコ休憩に。お客さんの Kさんとの会話。
<なんだかスゲー食べてますね。腹いっぱいですね>この会話を5回位繰り返しまた席へ戻る。
4人とも相当腹一杯になったのだが、綺麗なオネー様1号が、何をトチ狂ったのかまた5品注文
している。
しかし、この5品がなかなかの美味。ううううう~~とうめき声を上げながら、苦痛の表情で箸を
動かす。
残り時間30分。綺麗なオネーさん2号、先に退場。帰宅。ちなみにこいつ、白飯も食っていやがった。
やるな。
チャーハンがまだ半分残っているが手が動かない。
3人とも残り30分でギブアップ。
ここから会話が全くなし。 話す言葉は<うううう~~~、苦しい。動けない。しまった、失敗した>
こんな会話ばかし。 料理の評価など全く出来ない状態へ。
いったい何品頼んだのか計算してみると、 23品 X 4人前 = 92人前
我々の最後の会話は <二度とここには来ないでしょうね>
お会計 4人でビール3本 トータル3400NT$なり。
気を失いそうになりつつも、ここから林森のスナックへ向かう。
綺麗なオネー様1号も一緒に。
中へ入ると、私が皆に胃薬を配る。3人とも飲む。 会話なし。 皆顔が赤い。
スナックのオネーさんが気を使って何か言っているが良く分からない。
クーラーががんがんに効いているので寒いが、腹が一杯で動けない状態。
綺麗なオネー様1号が横で<ぷうう~~>と屁をしている。
さすがだ。 早く消化させようとしているな などど話しながら<ぎゃはは>などと下品に笑うが
また元の無口状態へ。
15分位してやっと超腹一杯状態まで復活してきたので、ここからカラオケを歌い始める。
3人でただ歌うだけ。 45分ぐらいしたら、3人とも再びぐったりしてくる。
店のオネーさんが何か話しているが、愛想笑いを返してあげるのが精一杯で話したくない。
きっと、やな客だと心の中で思っているだろうと思いながら、どうでもいい。
綺麗なオネーさん1号、顔が真っ赤になり、ぶつぶつが出始める。
どこと無く帰ろうか、と言うことになり2時間持たずに終了、帰宅。
帰り際に、そこのママがご丁寧にゲッペイ(中秋節の時に食べる饅頭、私はまずいと思っている)
を1箱持たせてくれる。 有り難くは無いが有り難うと言って持ち帰る。
しかし、家でそれをあけるとカビが生えていた。
ママさんにカビの生えている貴重な物プレゼントしてくれてありがとうとお礼の電話を入れ
夜中の2時頃に、訳分からないお返しのメールをもらい、本日は終了。
大食い選手権の選手たちは凄いと身を以って体験した1日でした。
シャンチュー 評価
味: 分からない
内装:良かったような気がする
サービス:なんだか悪かったような気がする。配り間違えが多かった気がする
値段: 体を壊しそうなので地獄のプライスのような感じ、安いか高いかは最後の体の状態で
判断すること