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教科書改訂 未来の子供たちへのいい贈り物になってほしい

文部科学省が、劣悪改定の2000年度改定以来、昨年の小学校教科書に続いて、2012年採用の
 
中学教科書の検定結果を発表した。民主党のもとでは不可能だと思われていた領土問題を含む
 
全教科平均25%増の大幅な改定となったようだ。
 
いい兆候だと思う。
 
日本に帰り、息子の教材を見ていると、なんでこんなに薄いのだろうといつも思っていた。
 
とくに国語の教材など、日本昔話を勉強させているかのような内容だった。
 
他の教材もそうで、これじゃ全く足りない、塾を儲けさせるために教材を作ってるのではないかと
 
思うくらいの内容の薄っぺらさには、いつも心配させられていた。
 
 「我が国と郷土を愛する」とうたった改正教育基本法を反映し、領土に関する記述が増えた事も
 
歓迎する。社会科の内容だと、日本という国に自信を持たせないように意図的に作っているのでは
 
と、考えさせられる表記も見えていた。 何はともあれ改善はいいことである。
 
教育も改定されるにあたって、日本の復興と国力をまじかに見ながら学習できる環境になれば
 
いいと思うが。
 
欲を言えば、土曜日の午前中の学校も復活してもらいたい。きっと、内容が増えて教材を消化
 
出来ないという言い訳も聞こえてくるであろうから。飯食った後は、校庭を開放して、子供たちに
 
伸び伸びと遊ばせる環境も整えばもっといいことだと思う。運動不足のデブ子供が増えすぎだ。
 
運動会を始め、誰でも1等賞はやめにして、自分の能力がどこに有るかを自覚させ、ない部分は
 
努力させる方法ももっと考えてほしい。頭が少々悪かろうが運動が出来ればその道が開けるだろうし
 
絵や習字、工作等々、各自の能力を伸ばす方法は無限だ。
 
将来を担う子供にふさわしい教育をもっともっと考えて行くべきだと思う。
 
核家族化に伴い、隣近所との関係も薄くなっている今、体育の先生にはもっと怖い、生活指導の
 
先生になってほしい。我々の時代はいい意味で怖い先生が沢山いたもんだ。
 
知識詰め込みだけに走るのではなく、体系的、論理的、反復、応用に富んだ、知識と実践に
 
基づく教育をどんどん取り入れて行ってほしい。
 
領土問題に触れると、またどこかの国が騒ぎ出すのであろうが、事実はしかっりと教えるべきである。
 
内政干渉は、どの国も出来ないのだから。
 
未来の日本の為に、いい意味での教育改定は、どんどん進めるべきだ。