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台湾の讃岐うどん問題

 香川県の名物、さぬきうどんをめぐる商標問題が台湾で勃発している。

 6 日付聯合報によると、香川県で修行した日本人男性が2年ほど前に台北市内に
うどん店「土三寒六」をオープンした。看板には「さぬきうどん」の文字が掲げられ、
香川をPRする「さぬき大使館」にも指定されていた。しかしある日突然、店の看板から
さぬきの文字が撤去されたという。

 男性によると、台湾でさぬきうどんの商標を登録している南僑グループが昨年11月に
さぬきの文字撤回または商標使用料を支払うよう求めてきたことを受けて、取り下げを
決めたという。南僑は約10年前に冷凍食品メーカーの加ト吉と技術提携し、経済部に
「讃岐」を商標登録している。

 台湾では著名な外国の地名は商標登録できないことになっているため、弁護士は
県や業界団体に対し、商標の無効審判を申し立てるよう提案しているが、具体的な
進展はないもようだ。

 商標登録申請を受理する経済部智慧財産局の洪淑敏商標権組長は、おそらく10年前は
日台間の交流が今ほど盛んではなかったため、さぬきが地名であることが分からなかった
のだろう、と話している。
nnaより


最近この標章問題が各国で頻繁に取り上げられています。中国などでも日本の地名での

標章問題が多く取り上げられています。

これも、人間の貪欲さ、商売マナー等の駆け引きで、奥の深い問題です。

店を開いたご本人。さぞかしびっくりされたことでしょう。

まさか海外でこんな問題が自分の身に降りかかってくるとは。

ちなみに讃岐の彼、私の友達の友達なので、この話前々から聞いていました。

ここは外国、おそらく勝てないだろうなと予測しますが、しかし、頑張って。